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【Books】エストニア紀行

  • anamimamiko
  • 2022年12月20日
  • 読了時間: 1分

更新日:2023年1月27日

梨木香歩さんのエストニア紀行、何度か読みかけはまた忘れて、今回はいっきに読了。



自然や見えない世界と繋がっているときの感覚が本にたくさん収められていて、日本の森とはまた異なる、エストニアの森の薫りや空気を手に取るようです。


庭もある種の境(内外、自然と人工)ですが、そもそも境界とは人間が作り出した概念であり、その概念ゆえに起こってきたエストニアの歴史の辛さも感じました。


梨木さんの小説『海うそ』でも考えさせられましたが、自然を大切にするというのは近代の境界の概念の中の考えで、その前は、人も自然に溶け合っていたのだと感じます。


 
 
 

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